消費税の支払い時期(納付時期)と支払い方法(納付方法)

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支払い方法 支払い時期

消費税の支払い時期(納付時期)と支払い方法(納付方法)について解説します。

1.支払い時期(納付時期)

消費税の支払い回数は、年1回、年2回、年4回、年12回の4パターンあります。支払い時期は、例えば3月決算の法人が年4回支払う場合は、8月末、11月末、2月末、5月末となります。
支払う消費税額が大きいほど支払回数が増えます。

消費税を支払うには「申告」が必要ですが、申告には確定申告と中間申告の2種類があります。
支払い回数が年1回の場合、確定申告1回、中間申告0回となります。それ以外は次のとおりです。

支払い回数確定申告中間申告
年1回1回0回
年2回1回1回
年4回1回3回
年12回1回11回

中間申告での消費税の額は、前年に支払った消費税額によって決まります。したがって中間申告で支払い消費税の額は概算となります。
概算だけでは正しい消費税額にならないので、確定申告で調整し、1年間を通じて正しい消費税額を支払うようにしています。

中間申告の消費税額と中間申告の回数は前期の消費税額によって異なります。この場合の消費税額は地方消費税を含まない額です。

前期の消費税額中間申告1回当たりの納付金額
48万円以下不要
48万円超400万円以下1回前期消費税額の12分の6
400万円超4,800万円以下3回前期消費税額の12分の3
4,800万円超11回前期消費税額の12分の1

以下のページでさらに詳しく解説していますので参考にしてください。

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2.支払い方法(納付方法)

消費税の支払い方法は次の6種類があります。
近年では、電子的な支払い方法が増えてきています。

①納付書を持参して現金で支払う

納付書に税額を記入して、税務署や銀行、郵便局の窓口で支払います。
以前からある最も一般的な方法です。
通常、税務署から白紙の納付書が送られてきますが、税務署にも置いてあります。

②ダイレクト納付

e-Taxによる電子申告を行い、事業者の預金口座から口座引落しによって支払います。
電子申告後、e-Taxのシステムから、即座に納付できますので、大変便利です。

③インターネットバンキングによる納付

インターネットバンキングを開設している事業者は、e-Taxの利用開始手続を行うことで支払いができます。
ただし、Pay-easyというシステムに対応していない金融機関では利用できません。

④クレジットカード納付

「国税クレジットカードお支払サイト」に登録することでクレジットカードによる支払いができます。
ただし、納税額1万円ごとに税込約82円の決済手数料がかかりますので、ご注意ください。
納税額の上限は1,000万円までです。また、クレジットカードの限度額の制約も受けます。

⑤コンビニ納付

国税庁のホームページの「確定申告書等作成コーナー」からQRコードを取得すれば、コンビニで支払うことができます。
ただし、納税額の上限が30万円までです。

⑥預金口座から振替納税で支払う

個人事業者は口座引き落としで支払うことができます。
実際に引き落とされるのは、納付期限より2週間から1ヶ月ほど後になりますので、資金繰りに少し余裕ができます。

以下のページでさらに詳しく解説していますので参考にしてください。

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まとめ

消費税の支払い時期は、年1回、2回、4回、12回の4パターンがあります。前年の消費税額によって回数が決まります。中間申告で概算の消費税額を支払って、確定申告で調整します。

消費税の支払い方法は6種類ありますので、都合のよい方法を選択してください。

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