ICOCAでオトクにポイント還元を受ける方法

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10月1日から始まったキャッシュレス消費者還元事業。消費税の引き上げで家計を気にされる方はいち早くキャッシュレス決済に切り替えた方がお得になります。

そんな中でSuicaを運営するJR東日本が大規模なポイント還元サービスを開始しました。

しかしSuicaだけではなく、JR西日本が運営している交通系ICカード「ICOCA」でもポイント還元が実施されるのはご存知でしょうか?

今回は定期券としてもよく利用されるICOCAが実施するポイント還元の概要やお得に利用する方法を解説していきます。

1.ICOCAとキャッシュレス・ポイント還元

ここではまずICOCAで始まったキャッシュレス・ポイント還元の概要をみていきましょう。

(1)10月から消費者還元事業とキャッシュレスGO!GO!キャンペーンが開始!

キャッシュレス消費者還元事業は、2019年10月1月から2020年6月30日まで期間限定、政府主導で実施される事業です。

クレジットカードや電子マネー、QR/バーコード決済などのキャッシュレス決済を、事業に登録したお店で消費者が利用すると、5%または2%のポイント還元が受けられます。

登録店舗では指定のマークが店頭に掲げられています。

還元率の違いとしては以下のようになっています。

  • 5%:中小・小規模店舗でのお買い物
  • 2%:コンビニチェーンなどフランチャイズ傘下の中小・小規模店舗
  • 還元なし:大企業の店舗、icocaでの乗車利用

また、上記とは別に駅ナカ店舗やショッピングセンターなどを対象とした「キャッシュレスGO!GO!キャンペーン」で2019年10月1月から2020年6月30日まで、最大5%の還元キャンペーンをicocaでは行っております。

ただし、このキャンペーンとキャッシュレス消費者還元事業のポイントとの二重取りはできないのでご注意ください。

2つの仕組みを上手に活用すれば増税分をカバーして、さらに得をすることが可能というわけです。

(2)貯めたポイントは何に使える?

ポイント還元が受けられるといっても、貯めたポイントが有効に使えなければ意味がありません。

ICOCAの利用によって貯まる「ICOCAポイント」は、1ポイント=1円としてICOCAにチャージすることができ、電子マネーとしてそのまま鉄道利用やお買い物に使えます。

(3)Suica、pasmoのような事前登録は必要?

Suicaの場合、Suicaの発行とは別にJREポイントへの登録が必要となります。

これと同様にICOCAでも「ICOCAポイントサービス」への利用登録が必要となります。

月額料などは全て無料です。利用登録は自動券売機またはウェブ上から行えます。

*「ICOCAポイント利用登録フォーム

2.ICOCAの通常のポイントサービスと使い方

icocaのキャッシュレス消費者還元事業以外のポイントもしっかり抑えておきましょう。

ICOCAポイントサービスは、2018年まで続いていた「J-WESTポイントサービス」を引き継ぐ形で誕生しました。

普段JR西日本を利用する人にとっては毎日通勤や通学などで電車に乗るだけでポイントが貯まっていく非常にお得なサービスとなっています。

どのようにポイントが貯まり、還元率はどれぐらいなのか、ポイントの使い方などマスターしていきます。

(1)ICOCAポイントの種類と貯め方

ICOCAポイントは、電車に乗るだけでポイントが貯まりますが、大きく分けて

・時間帯指定ポイント
・利用回数ポイント
・加盟点でのポイント

の3つが用意されています。

時間指定ポイントとエリア

「時間帯指定ポイント」は、指定の時間帯(平日:10時〜17時、休日:終日)に指定のエリアを利用するごとにポイントがもらえる仕組みです。

ポイントの対象となるのは指定エリアで、1ヶ月間で4回目以降の利用1回ごとに貯まります。

もらえるポイントについては区間によって異なります。

「時間帯指定ポイント」

利用回数

1回目

2〜4回目

5回目

6回目〜

ポイントありなし

ポイントなし

ポイントなし

ポイント対象

ポイント対象

指定の適用区間はかなり細かく設定されており複雑なので、公式PDFを参考にしてください。また具体的な計算例については見出し3で後述致します。

時間帯指定ポイント適用区間一覧PDF

利用回数ポイント

「利用回数ポイント」は1ヶ月間の「同一運賃区間」の、11回目以降の利用1回ごとにポイントが貯まる仕組みです。

同一運賃区間がポイントの対象となるので、利用する区間が異なっても運賃が同額であればカウントの対象となります。

「利用回数ポイント」

利用回数

1回目

2〜11回目

12回目

13回目〜

ポイントありなし

ポイントなし

ポイントなし

ポイント対象

ポイント対象

加盟店での電子マネー利用

加盟店での電子マネー利用でもポイントはたまります。

こちらはICOCA加盟店で利用可能で、全国の58万店舗以上が加盟しています。

ICOCAポイントが貯まるお店

(2)ICOCAポイントの付与時期・還元率・有効期限・定期券

それぞれのポイント還元率としては以下のようになっています。

  • 「時間帯指定ポイント」:利用1回ごとに運賃の30%または50%
  • 「利用回数ポイント」:利用1回ごとに運賃の10%
  • 「お店での電子マネー利用」:通常200円につき1ポイントの還元率0.5%(+キャッシュレスポイント還元 or キャッシュレスGO!GO!キャンペーンの還元)

区間によっては運賃の半額が還元されることになります。

ただし、icoca定期券での区間内利用に関してはポイント対象外なので注意しましょう。あくまで対象は運賃だけです。

ポイント付与時期は利用月の翌月6日前後となっています。また、ポイントに有効期限はないので安心して貯めることができます。

(3)ICOCAポイントの利用登録と確認方法

ICOCAポイントサービスには利用登録が必要です。登録ができるICOCAカードは全部で4種類。

  • ICOCA
  • こどもICOCA
  • 記念デザインICOCA
  • SMART ICOCA

登録はICOCAエリア内の自動券売機またはウェブ上からできます。

また、貯めたポイントは自動券売機から履歴確認・印字ができます。

(4)ICOCAポイントの注意点|エリアとチャージの必要性

ICOCAは交通系ICカードの1つでもあるため、Suicaなどが利用できる「全国エリア」でも使うことが可能です。

ただ、ポイントが貯まるのはICOCAがカバーしている西日本エリアのみです。

関東などにお住いの方でも利用することはできますが、ポイント還元での旨味は期待できません。

また、貯めたICOCAポイントは、ICOCAに1ポイント=1円としてチャージして使えますが、チャージしなければ使えないので注意しましょう。

ポイントチャージについては駅の自動券売機やのりこし精算機、入金機・クイックチャージ機が対応しています。

3.ICOCAポイントはたまらない?特有の仕組み

上記の通り、ICOCAポイントは通常のポイントサービスとは異なり複雑な仕組みとなっています。

また現在使っている方の中には「icocaポイントってたまらないな」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは「時間帯指定ポイント」「利用回数ポイント」について、もう少し具体的な事例を挙げながら解説します。

(1)時間帯指定ポイント

時間帯指定ポイントは細かく分けられてたグループ区間番号の乗車回数に応じてカウントされます。

例えば

  • 「大阪-三ノ宮間(運賃410円)」を3回
  • 「大阪-京都間(運賃570円)」を2回

利用した場合、

  • グループ番号21「大阪-三ノ宮間」を3回
  • グループ番号9「大阪-京都間」を2回

このようにカウントされます。つまり、1ヶ月間で上記のように5回乗車しても、指定区間で4回以上乗車していないのでポイントはたまりません。

時間帯指定ポイント適用区間一覧

なおありがちなミスとして、指定のポイント適用区間から一駅過ぎて降りてしまった場合などは、カウントの対象外となります。あくまで指定区間内で乗車した際に1カウントされます。

(2)利用回数ポイント

利用回数ポイントは同一運賃区間の利用回数に基づいてカウントされます。

例えば…

  • 「天王寺-新大阪間(運賃220円)」を3回
  • 「尼崎-京橋間(運賃220円)」を2回
  • 「大阪-京橋間(運賃160回)」を1回

利用した場合、

  • 220円区間を5回
  • 160円区間を1回

このようにカウントされます。この場合あと6回220円区間を乗ればご利用1回ごとにポイントが溜まっていくことになります。

4.ICOCA一体型のクレジットカードがある?

Suicaでは「ビューカード」のようなSuica付帯でオートチャージできてポイントもたまるクレジットカードがラインナップされています。

しかし、残念ながらICOCAが付帯したクレジットカードは2019年現在ありません。

ただ、クレジットカードからチャージして利用できる「SMART ICOCA」というサービスがあります。

(1)SMART ICOCA(スマートイコカ)とは?

SMART ICOCA(スマートイコカ)はクレジットカードではなく、手持ちのクレジットカードからICOCAにチャージができるサービスです。

サービス形態は通常のICOCAと同じICカードタイプなのですが、現金がなくてもクレジットカードからチャージができクレジットポイントも貯まります。

SMART ICOCAを作るには2,000円の発行料(うち500円はデポジット)が必要です。また、チャージ用のクレジットカードも用意してください。

(2)クレジットポイントは貯まる?東京でのチャージは可能?

SMART ICOCAでは、クレジットカードからのチャージを行うため、クレジットカード独自のポイントも貯まります。

つまり二重取りは可能となり、ICOCAの列車利用ポイントに併せて、さらなるポイント獲得が狙えるわけです。

また関西以外の東京などでも現金ならスマートイコカにチャージできるメリットもあります。

5.まとめ

キャッシュレス消費者還元事業はあらゆるキャッシュレス決済が対象となっているので普段何気なく使っている決済方法でいつも以上にポイントを貯めるチャンスです。

毎日ICOCAを使っているという人は、ICOCAポイントの仕組みをよく理解して賢く利用してみましょう。

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